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[253] 農産物規格・検査に関する懇談会

投稿者: 管理人 投稿日:2019年 3月 1日(金)16時35分12秒 M014012073065.v4.enabler.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

 平成29年に施行された農業競争力支援強化法で、農産物の規格等については「農産物流通等の現状及び消費者の需要に即応して、農産物の公正かつ円滑な取引に資するため、国が定めた当該規格の見直しを行う」と規定されました。これをふまえての「農産物規格・検査に関する懇談会」が1月28日と2月25日に開かれました。

 昨年、日本農業新聞(30/2/15)に「米検査抜本見直し」という大きな見出しが出て以来、「コメ検査の廃止」という噂まで出ていたようですが、第1回会合の冒頭、天羽隆政策統括官の「廃止するということで懇談会を開催するわけではない」との言葉から始まった懇談会は、凡そ慎重論をベースに議論が進んでいるようです。
 それというのも、この懇談会の委員は外食、コンビニ、コメ卸、生協、全農といったコメを大量に扱う業種を代表する方達で構成されていて、彼らはコメの現物を確認することなく大量・広域に流通させることができるという、現行の検査制度のメリットを最大限に享受している側の人達だからです。
 それこそ、今よりもっと正確でより細かな情報が検査ではっきりさせることができるとすれば、つまり「緩和」ではなく逆に検査をより「厳しい」ものにすれば、もっと利益が期待できるかもしれないとまで考えられているかもしれないのです。

 2回の会合については、商経アドバイスや日本農業新聞が記事として伝えています。その見出しは、上の記事のとおりです。3回、4回と懇談会の回数が重ねられても、委員を変更しない限り、議論の方向性は変わらないと思います。
 関心をお持ちの方は、農林水産省HPの「農産物規格・検査に関する懇談会について」というページに懇談会の議事録や資料が掲載されていますので、是非ご一読下さい(下記のURLからお進み下さい)。

 ちなみに、カメムシ防除の為の農薬散布を止めようという意図からコメの検査規格の見直しを求めるという運動が一部にあり、その成果として平成27~30年度に地方自治法第99条に基づき着色粒規格の廃止や見直しを求める意見書が8件提出されていることも、第2回会合で事務局から報告されたそうです。
 前述の資料にも"現場の声"の一つとして掲載されていますが、農産物検査(お米)に関するアンケートでの着色粒の混入限度についての回答も同時に載せてあります。上のグラフのような結果でした。要は「現状のままでよい」との回答が圧倒的に多かったということです。

 今後この懇談会がさらに続けられるのかどうかは存じ上げませんが、「緩和」が必要だという意見が入り込めるような懇談会にしなければ開催する意味がないのではないかと考えられます。
 わたくし的には生産コスト削減の為にも「簡素化」は必要だと思いますので、規格を整理する方向で見直されることを期待しています。

http://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/kensa/kondan.html


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